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幸せな盲目

 それだけでもう それ以上のものは入らないはずだよわたしの身体 

 

何かを信仰する程好きになってしまうともうもはや盲目何回見てもそれは一つのストーリーの続きでしかなくて単独での評価ができなくなる もはや目が見えていないようなもの目で見えているものなんて本当に限られている 見えていないものの方が圧倒的に多い

例えばコンクリートはたまに新しくなっていて古いのと新しいのが混ざり合った道なのにわたしたちは道って信じているからこの奇妙な切り貼りみたいな地面を道としか見ていないみたいなこといつまでもそういう違いに気づいていたいそれでこそ写真を撮る人だと思うからf:id:rariru_rei:20170529024052j:image